ビットコイン(暗号資産)の今後はどうなる!?

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ビットコインとは

ビットコイン(BTC)とは、サトシ·ナカモトの名で2009年に世界で初めてリリースされた暗号資産(仮想通貨)です。

主に、送金・決済・投資などで使用されており、2022年時点では全世界で最も時価総額が高い暗号資産(仮想通貨)として知られています。

暗号資産にはビットコイン(BTC)の他にも、イーサリアム(ETH)やエックスアールピー(XRP)など数多く暗号資産が存在します。

ビットコインバブルについて

2017年に暗号資産バブルとなり、年初に「1ビットコイン=約10万円」ほどでしたが、年末には「1ビットコイン=約230万円」まで暴騰しました。たった一年で21倍とは驚きです。

しかし人気がでたことで相場が加熱しすぎたり、市場が洗練された等の理由もあってバブルは崩壊し、たった1年で「1ビットコイン=36万円」まで大暴落しました。

ざっくり計算で一番高値で購入した人は約85%の目減りをしたことになります。

このバブルで儲けたのは仮想通貨の売買で割高な手数料を取った取引所や仮想通貨が流行る前から持ち続けた人たちで、流行り出してから購入した投資初心者は痛い目に遭うことになりました。

ビットコインが注目されている理由はコレ!

世界各国が発行している通貨の価値が下がり、ビットコインの方が安全で信用できるのではないかと疑われはじめています。

現状、世界各国が「コロナウイルス」によって発生した「世界的不況」を乗り切る為、通貨を発行しまくって経済を下支えしている状況です。

当然、市場にお金の流通量が多くなればインフレとなって通貨の価値が下がります。

(例:100円で買っていたりんごが、明日には200円で購入することになる。同じりんごを買うのに更に+100円多く払っているのでお金の価値が下がったと言えます。)

ビットコインの発行上限枚数が2100万枚と決まっており、現在9割ほど発行完了しています。

暗号資産は政府が自由にその数を増やすことができないので、値崩れせずに価値が保たれますので安心と感じるわけです。

さらにビットコインなどの暗号資産には銀行を経由せず世界中の個人間で自由に送金できたり、仲介者がいないので手数料が無料もしくは格安かつ、決済がスピーディといった法定通貨より利用上のメリットがあります。

暗号資産の良くないところ!

ざっくりとまとめてみました。

①法律の整備が完全ではない。日本で「株」や「債券」といった金融商品を安心して購入できるのは、法律が整備されている為万が一のことがあっても守られます。過去に金融市場で様々な悪質行為があり、それを防ぐ為に法整備を重ねてきたからです。しかしどの金融商品でも安心して買えるというのは当たり前でない場合もあります。暗号資産は「新しい資産」なので法整備や規制が追いついていません。ですので例え騙されてしまった結果となっても「自己責任」となる可能性がある市場というのは覚えておきましょう。

②詐欺事件が多発している。暗号資産界隈では詐欺事件が多発しています。ビットコイン以外の暗号資産をアルトコインと言いますが、全世界で1500種類以上のコインが存在すると言われております。

このアルトコインの中には安全安心なのか疑うコインも多く、見分けるのが困難だと思います。

③ハッキングされるリスクがある。暗号資産にはハッキングされるリスクがあり、悪意のある人・集団に盗まれる可能性があるということです。ハッキング事件は過去に何度も発生しております。

2012年にアメリカ、2015年にイギリス、2016年に香港、2018年に日本で盗まれる事件が発生しております。総額にして数百億円以上となり、これほどにも頻発しております。

④税率が高くコストがかかる。「株」や「債券」で儲けた利益は税率20%がかかりますが、暗号資産で儲けた利益は「雑所得」扱いとなります。雑所得は儲かるほど税率が高くなるイメージです。

例えば一億円儲けた場合、「株」なら2000万円の税金ですが、「暗号資産」は5000万円といった感じです。上記のようなリスクをとって儲けても、半分程税金で持って行かれてしまうのは残念です。

⑤暗号資産の運用損失は来年以降に繰り越せない。例えば「株」の場合、1年目で200万円損して、2年目に400万円利益が出たとします。「株」なら確定申告をすれば1年目の損失を翌年に繰り越せるので▲200万円+400万円で200万円となり、税率20%で40万円が税金となります。暗号資産の場合は、1年目の損失は翌年に繰り越せないので、2年目の利益400万円にまるまる税金がかかり多く払うことに繋がります。

⑥値動きが激しい。暗号資産は、価格が変動しやすく、暗号資産CFD(レバレッジ)では上昇時も下落時も利益を狙えることから、トレードにおいても人気のある銘柄となっています。1年で10倍になったり、10分の1になったりギャンブル性が高いですので、自分の資産の増減が激しい商品は初心者には向いていません。落ち着いて日常を過ごすことができなくなるでしょう。

メルカリでも「ビットコイン」を購入できるサービスを開始

2023年3月9日にメルコイン(メルカリでもビットコインを購入できるサービス)が開始しました。

売上金やポイントでビットコインを購入したり、ビットコインを売却した代金で買い物ができます。

さらにアプリ上でビットコインの評価額や価格変動も確認できるようです。

暗号資産は今後どうなる?

結論としてどうなるかはわかりませんし、未来の値動きがわかる人なんていません。

世界中には的中率の高い予測ができる凄腕のトレーダーはいるが、その人の予測が当たる保証はありません。

つまり未来は誰にもわかりません。

しかし暗号資産がこれからの時代に求められる理由もある為、これからの未来必要とされる部分もあります。

全世界的に普及しており、国際通貨として扱われ価値あるものとされています。また供給量も限られていますので益々価値が上がる可能性はあると思います。

市場規模が大きくなった暗号資産の市場に投資家が参入すれば、新たな値動きのキッカケになるでしょう。

暗号投資の興味があったり検討している方、すでに投資を開始している方は、暗号資産に関するあらゆる情報にアンテナをはり世の中の動きに対応していく必要があります。

また、投資は全て自己責任となるので、自分が許容できるリスクを受け入れた上で行ってください。

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