傘を置き忘れたり、無くしてしまったなんてこと誰もがあるかと思います。
東京都内の傘の落とし物件数は年間約28万点にもなっており、鉄道会社では忘れ物TOP3の1位が傘となっております。JR東日本では忘れ物が多く保管場所がひっ迫してきている状況から、保管期間を3か月から1か月に変更するほどです。
傘は便利で必要な反面、紛失しやすいアイテムとなっております。
ここでは傘を無くしてしまう原因と対策について解説していきます。
なぜ傘を無くしまうのか!?
雨が降ってるときは傘を使用している為、身の回りから離すことがありません。しかし雨が上がってしまうと常に持っているのが邪魔になったり、必要性が自然と薄れて忘れがちとなります。
さらに傘はコンビニや駅で、安価かつ簡単に手に入るので必要になったときに購入しやすいという背景もあります。
実際に警視庁(東京)に届けられた傘28万点の内、取りにきたのは約6000点ほどしかなく、無くしても困らない生活となっていると言えるでしょう。その結果、日本は傘の年間消費量が約8000万本と世界一位となっています。
無くしてしまう他の要因としては、スマホなど別の事に集中している、他の事と並行している等もあります。
傘を無くさない方法5選!!
①高価な傘を購入する。数千円から買えたり、一万円を超える傘などデザインや機能性にこだわっているのが多数あります。ファッションとして取り入れてこだわりを持ちたい人にぴったりです。
②傘に大切なもの(ストラップ等の小物)をつける。他には探し物発見器をつけたり、身の回りから離れるとアラームが鳴るタイプなどもあります。
③身の回りからはなさない傘ホルダー「ウィズカサ』。カバンにつけることで常に持っておく必要がなく、紛失防止にもなる便利なアイテムです。
④「oombrella」という傘連動アプリを使用する。「Oombrella」はスマホのBluetooth接続が切れるとお知らせしてくれる機能がついております。さらにその場所が記録される為、傘探しが容易になるのが特徴です。
⑤傘シェアリング「アイカサ』というサービスが1都3県の駅など800か所で行われております。(全国に広がりをみせておりますが、普及していない地域もあるので確認が必要です)
お値段は24時間で110円、1か月使い放題で280円とリーズナブルな価格設定となっております。使用方法は傘レンタル設置箇所から料金を支払って傘を借り、レンタルしている箇所に返すだけ同じ場所でなくても良いとなります。
注意点としまして24時間でレンタルをして延滞した場合、延滞料金が発生することと、もし紛失をした場合は864円のペナルティがかかります。素晴らしいデータとして傘シェアリングを使用している人の傘返却率は驚異の「99.5%」となっております。
「アイカサ」のリンクを貼っておきます。https://www.i-kasa.com/
まとめ
傘の紛失に対して「また買えばいい」と気にしない人が多いかと思います。
近年「SDGs」という活動が注目されてきているように、一人ひとりが資源を大切にしゴミを増やさない心掛けの一歩として、傘を無くさない方法で取り組んでみてはいかがでしょうか。