これから暑い夏がきますので、アイスを食べたくなりますよね。甘くて冷たいアイスは夏に定番の人気のスイーツですが、健康面が気になってしまう方いませんか?
身体の影響を気にせず「アイスを食べたい!」ということでアイスについて紹介していきます。
結論:アイスを食べるならアイスクリームか氷菓!
身体に良いアイスはありませんが、身体に良くないと言われているアイスはあります。
健康面を気にする方は「アイスクリーム」と「氷菓」と記載された商品を選びましょう。
アイスの種類
アイスのパッケージを見てみると記載してありますが、以下の4種類に区分されます。
①アイスクリーム
②アイスミルク
③ラクトアイス
④氷菓
大きく分けると①〜③の乳固形分が3%以上のものを「アイスクリーム類」となり、その中でも乳脂肪分8%以上のものをアイスクリームと言います。
「ガリガリくん」や「あずきバー」などの氷菓は、乳固形分や乳脂肪分が含まれておりませんので違う部類になります。
そしてアイスクリームと氷菓には植物油脂が含まれていませんが、アイルミルクとラクトアイスには含まれております。
身体に良くないアイス
食べるのを控えた方が良いのは植物油脂が含まれている「アイスミルク」と「ラクトアイス」になります。
アイスクリームの特徴は多くの乳脂肪分が含まれている為、コクがあり濃厚な味わいとなります。アイスミルクとラクトアイスには、アイスクリームのように乳脂肪分が含まれていない代わりに植物油脂でコクや濃厚な味わいを補っております。
植物油脂とは
身体に良くない原因が「植物油脂」となりますが、悪いイメージがない方にとってわかりにくいと思います。
植物油脂には「トランス脂肪酸」が含まれており、一旦摂取すると人体で消化しにくい成分のため体内で蓄積していきます。
※トランス脂肪酸は日本の製品表記義務がないので、パッケージの表記には書いてないことがあります。
身体に起こる影響
トランス脂肪酸を定期的に摂取することで以下のような発症リスクがあると研究結果ででおります。
・糖尿病
・動脈硬化の促進
・心疾患免疫機能低下
・認知症を引き起こす
・コレステロール値が悪化する
アイスミルクやラクトアイスの特徴
アイスミルクやラクトアイスには身体に良くない植物油脂を使用しておりますが、なぜ使われているのかというと「コスパが良い」からです。
アイスクリームのように牛乳から作るとなると、大量に生産するためにはコストがかかります。
理由:牛乳から水分を除いたものが乳固形分になります。さらに乳固形分から脂肪分を取り出したのが乳脂肪分となります。乳脂肪分は牛乳100gから3,8%と少量しかとれないため、アイスクリームの大量生産にはコストがかかることがわかります。
そこで生まれたのはラクトアイスです。
コストのかかる乳脂肪分の代わりに安価な植物油脂を材料とすることで、アイスクリームに近づけたおいしさと大容量かつ安価で提供できるようになり、みんなが嬉しい商品となります。
まとめ
アイスクリームは素材重視の商品が多いことから身体への影響が少ないですが、他の商品に比べると値段が高く量も少なめとなってしまいます。
氷菓は果汁を凍らせたり、かき氷のようなアイスが多いので安価で購入しやすいと思います。
健康に気にするなら「アイスクリーム」と「氷菓」を選んだ方が良いと紹介しましたが、食べ過ぎてしまうと結局健康に良くない点には注意しましょう。

